開発第6部 S・Yです。
資格取得学習も大詰めに差し掛かり、長いようで短かった資格研修も終わりが近づいてきました。
今回はOracle認定資格の一つであるJava SE 8 Programmer II (通称:Java Gold)に合格する事ができましたので、これまでに取り組んできた内容についてお伝え出来たらと思います。
概要
「Java SE 8 Programmer II (1Z0-809)」は、冗長的なコードの削減、コレクションやアノテーションの改善、並列処理プログラミング・モデルの簡素化、最新のマルチコア・プロセッサの効率的な活用により、企業システムやクラウド・サービス、スマート・デバイスなどで活用されるアプリケーション開発を加速させます。この資格を取得することで、業界標準に準拠した高度なスキルを証明します。
受験資格 :Java Silver(1Z0-808)に合格していること
問題数 :85問
試験時間 :150分
合格ライン:65%以上
取得済み資格
Java SE 8 Programmer I (1Z0-808) [通称:Java Silver]
事前知識
Java Silverで出題される範囲に関しては理解しており、Java自体は技術研修でSpring Frameworkを使った簡単なJavaアプリケーションの開発を行った程度です。
学習時間
15営業日及び休日6日(土日含む) × 9時間
学習方法
今回の試験は主にテキスト(通称:紫本)と問題集(通称:黒本)の2冊を使って行い、メソッドやクラスの使用については公式ドキュメントを参照しました。
学習方法
– テキスト:「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE 8」
– 出題範囲となる機能や仕様について章ごとにまとめられているので、まずは出題範囲を把握するために一通り読みました。
– 出題範囲はJava Silverと比較して格段に増えているため、サンプルコードを実行して理解しながら読み進めるとかなりの時間が掛かりました(一週間程度)。
– 重要なメソッドやクラス、インターフェースが数多くありますが丸暗記するのではなく、どのようなときに使用するかを考えながら理解を進めていきました。
– 最後に模擬試験が一回分ついているので、全て理解できるまで3周ほど取り組みました。
– 問題集:「徹底攻略 Java SE 8 Gold 問題集」
– 問題集というだけあって、本番と似た問題が多く含まれています。
– 間違えた問題はテキストと同様にサンプルコードを実行し、理解できるまで公式ドキュメントやQiita等の技術共有サイトで調べました。
– 模擬試験はダウンロード版も含めて2回分あります。
– ダウンロード版はサンプルコードと一緒にダウンロードできます。
– それぞれ3周ずつ取り組みました。
– 公式ドキュメント
Java(tm) Platform, Standard Edition 8 API仕様
– 役立った技術記事(Qiita)
– Java SE 8 Programmer IIの合格体験記とか語ってみる
(https://qiita.com/infhyroyage/items/04732bdc42b897bc8614)
– Java8 Streamのリダクション操作について
(https://qiita.com/frost_star/items/a36e66dff419e7c07151)
– Java8の日時APIはとりあえずこれだけ覚えとけ
(https://qiita.com/tag1216/items/91a471b33f383981bfaa)
– Java ComparableとComparator どちらを使うか
(https://qiita.com/kamikenta/items/1d4ce84a476eac6247eb)
– java.util.function以下の関数インターフェース使い方メモ
(https://qiita.com/opengl-8080/items/22c4405a38127ed86a31)
– Java8のラムダ式を理解する
(https://qiita.com/sano1202/items/64593e8e981e8d6439d3)
– 【Java】Queue、Deque、Stackの関係
(https://qiita.com/kyonc5/items/c2b00ad6c0c21005ed73)
– さあ、並列プログラミングをはじめよう
(https://qiita.com/koduki/items/086d42b5a3c74ed8b59e)
– JavaでDecoratorパターン
(https://qiita.com/mk777/items/6f463466027939a4b137)
– [java.io] Java文字列入力のまとめ (InputStream, Reader, Scanner)
(https://qiita.com/tansunogon/items/6fc62dbb2663f50beb2f)
– [Java] インターフェースをnewする違和感が解決した
(https://qiita.com/imanishisatoshi/items/f73abc8206f405970d4f)
– Javaのシリアライズ(直列化)メモ
(https://qiita.com/Sekky0905/items/b3c6776d10f183d8fc89)
感想
残念ながら一発合格は出来ませんでしたが、2回目で合格することが出来ました。
初回は運が悪かったのか長いコードの問題や応用問題が多く出題され、合格まであと2、3問という結果でした。しかし、2回目はほとんどの問題が黒本と同じか類似した問題であったため、なんとか合格することが出来ました。そのため、黒本の内容は理解できるまで繰り返し何度も取り組む必要があると感じました。
解答時間についてですが、およそ1時間で一通り解き終わり、見直しも含めて1時間半で十分でした。
今回Javaの最難関試験であるJava Goldを取得することが出来ましたが、次のPython資格取得に向けて今後も頑張りたいと思います。