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2021年入社しました、T・Nです。

7月から正社員としてより一層頑張ってまいります。

 

さて、この度AWS認定 Machine Learning – Specialtyの資格取得試験に無事合格しましたので、資格のことや学習方法についてご紹介させていただきます。

 

  • 試験概要

AWS認定 Machine Learning – SpecialtyMLS-C01)とは、AWS認定試験の一つで、開発やデータサイエンスの役割を担う人を対象としており、AWSクラウドを使用して機械学習(ML)モデルの構築、トレーニング、調整、デプロイを行う能力を評価するものです。特定のビジネス上の課題に対応するMLソリューションの設計、実装、展開、保守を行う能力を評価します。

 

  • 自身のスキル

 機械学習に関する経験はなく、基礎的な知識も一切持ち合わせていませんでした。既に取得済みのAWSの資格は以下の通りです。

AWS認定Cloud Practitioner

AWS認定Solutions Architect – Associate

 

  • 学習方法・試験対策

 学習期間は約1か月でした。仕様教材・資料は以下の通りです。

CourseraMachine Learning」(スタンフォード大学提供の動画講座)

UdemyAWS Machine Learning Certification Exam | Complete Guide

UdemyAWS Certified Machine Learning Specialty: 3 PRACTICE EXAMS

UdemyAWS Certified Machine Learning Specialty Full Practice Exam

UdemyAWS Certified Machine Learning Specialty 2021 – Hands On!

UdemyAWS Certified Machine Learning Specialty (MLS-C01)

AWS公式ラーニングパス、ドキュメント、ブログ、模擬試験など

 

 機械学習の基礎についてはCourseraの講座を用いて、数式を基に機械学習の概念と様々なアルゴリズムの動きについて学びました。大学1年生レベルの微積(解析)、線形代数、離散数学に関する知識があれば十分理解できるものだと思われます。

 Udemyの「Complete Guide」はAWSを用いた機械学習のサービスについて学ぶのに最も適した教材だと思います。音声・字幕ともに日本語に対応していませんが、ある程度の英語ができれば十分理解できると思います。ここでは機械学習についての前提知識が必須です。

 Udemyの「Hands On!」は各AWSサービスの理解が不足している部分をより深く学ぶために利用しました。必須ではありませんが、実際にサービスの使い方を見るだけでも理解を深める手助けになると思います。

 その他のUdemy教材は模試が多く用意されているので、実際に問題を解くことで試験対策ができます。

 Udemyの模試でわからなかったところを、AWS公式のドキュメントやブログなどを調べることで、さらに理解を深めることができます。また、公式のサンプル問題や模擬試験を解くことで、実際の試験の感覚を味わうことができます。模擬試験は他のAWS認定試験に合格していた場合、無料特典で受験可能です。

 

  • 本試験・感想

ローカルテストセンターで受験しました。試験室へは身分証と貸し出しのホワイトボード&ペン以外の持ち込みは禁止です。

 試験問題は全65問で、問題文に適した解答を選択する形式(複数選択あり)、試験時間は180分です。スコアは1001000点の範囲で、合格ラインは750点です。

 試験時間はゆとりがあるので、11問じっくり確認しながら解いても50分ほど余りました。機械学習に関する広い基礎知識を問う問題と、AWSMLサービスを組み合わせた最適なソリューションアーキテクトに関する問題が多く、これで全体の5割以上と思われます。5秒で即答できるものも、3分以上悩み考えるものもありました。

 結果は845点で、まずまずの成果でした。個人的にはAWSサービスに関する知識が不足していたと感じたので、ドキュメントを読み込みや、ハンズオンを利用して理解を深めると良いと思います。

 この試験を通して機械学習について学ぶことができ、今後の業務に生かしていきたいと思いました。次はAWSのデータ分析に関する資格取得を目指して頑張ります。